産学金連携コーディネーター「スキルアップ研修」スタート

平成30年度山形大学地域価値創成学研究所が主催する産学金連携コーディネーター「スキルアップ研修」が9月21日にスタートしました。

産学金連携コーディネーター制度は、平成19年に山形大学が地域金融機関に働きかけて開始した、大学と金融機関が連携して地域企業の経営を支援する人材プラットフォームです。現在のプラットフォームは12の地域金融機関が参加し、298名の産学金連携コーディネーターが認定・登録され活躍しています。

スキルアップ研修は、「企業支援に向けもっとスキルアップしたい」という声にこたえて、3年程度のコーディネーター実務を経験した金融マンを対象として平成23年にスタートし、これまで124名が受講しています。第8回目となる今年も18名の産学金連携コーディネーターが参加しました。

研修初日は、プラットフォームの世話人でもある小野浩幸教授から、「産業振興と地域金融機関の役割」に関する最新研究の紹介、「生産現場に足を運ぶ前に行うべきこと~企業情報の活用の仕方~」の実践講習、「ライフサイクルマネジメント」に関する講義が行われたほか、東根市にある西道精工株式会社から奥山浩哉代表取締役を講師に招き、経営状況の講義と工場の現地見学研修が行われました。研修は、12月までの3か月間、全7回にわたって行われる予定となっています。

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