IEEE HISTELCON国際会議で垂直磁気記録研究開発の意義を発表

平成29年8月7日、8日に神戸ポートアイランドの兵庫県立大学で開催されたIEEE HISTELCON(History of Electrotechnology Conference)国際会議で、垂直磁気記録ハードディスク装置(HDD)の世界初実用化開発を達成した本学MOTの田中陽一郎教授が「Perpendicular Magnetic Recording: From invention to commercialization」と題して学術論文発表を行いました。発表論文は垂直磁気記録方式の発明者である岩崎俊一東北大学名誉教授(平成25年文化勲章受賞)と村岡裕明東北大学教授との連名で、垂直磁気記録方式の発明から世界初の製品実用化までの研究・開発の道のりと社会的意義について田中教授が英語で発表しました。

本国際会議は、世界最大の電気電子技術系学会であるIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)が主催し、社会に大きな貢献をした技術開発の経緯と意義を発表し将来の豊かな社会発展を議論する目的で開催されました。世界各国からの参加者を迎え、活発な学術発表と議論が行われました。

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